わたしが読書ノートを書きはじめたきっかけはこちらの本でした。
1ページ5分の遅読家が、年間700冊?
著者の印南敦史(いんなみ・あつし)さんは「ライフハッカー日本版」「ニューズウィーク日本版」などでブックレビューの連載をされている書評家さん。
印南敦史の「毎日書評」 -ライフハッカー
印南敦史|ニューズウィーク
ほぼ毎日記事を投稿されており、年間約700冊読むとのこと。
書評執筆本数日本一にも認定されているそうです!
さぞかし速読が得意なのだろうと思いきや・・・
実は「1ページ読むのに5分かかるほどの遅読家である」という告白から本書は始まります。
えっっ?
と思いますが、読み進めていくとなんだか自分も大量の本を読めそうな気がしてきます。
なにより、本を読むことに対するワクワクした気持ちを思い出させてくれます。
秘訣は「ため込まない」こと
年700冊といっても、怪しい速読術の本ではございません。
印南さんが編み出した「フロー・リーディング」とは、音楽を聴くように本を読むことを目指した読書術です。
音楽を聴くときって、「歌詞を覚えなきゃ」「演奏できるようにならなきゃ」なんて思わなくても、心に残るメロディやフレーズってありますよね。
そんな感じで、カジュアルに本を読むことを提案してくれます。
フロー・リーディングの考え方については、それと対照的なストック型の読書と比較してみるとイメージが湧きやすいかもしれません。
ストック型読書・・・本の中身を熟読し、頭の中にため込む読書。
フロー型読書・・・大量の情報が押し寄せてくるこの時代に最適化された、ため込もうとしない読書。
せっかく本を読んでも右から左へ流れていったら意味がないのでは…?という疑問が浮かびますが、そんな悲しいことにならないように様々なノウハウや考え方を紹介してくれます。
その中で私が一番影響を受けた「書く」ことについての考え方を紹介したいと思います。
読書は呼吸。吸いすぎて苦しいなら、吐けばいい
本をひたすら読むことは、息を吸い続ける苦行と同じ。
もし本を読むことがつらくなってしまったら、息を吐く=書くことをおすすめされています。
具体的に何を書くのか?についても本書で述べられています。
その中でわたしが実践しているものを紹介します。
1ライン・サンプリング
A4用紙に気になった部分を書き写していく。この引用のリストが、自分が吸って吐いた全てになります。
私は裏紙に書いたり、ノートに書いたり、様々です。気に入った本はノートに書いて見返せるようにすることが多いです。私は文房具が大好きなので、それをモチベーションにノートを書いています。
1ライン・エッセンス
引用リストの中から、「最もすばらしいと思った引用」を一つだけ選ぶ。その本を読んだ価値は、その一行に集約されます。
この本を読んで早速始めたのが写真の読書記録。
2年前のノートです。懐かしい・・
〜〜〜余談〜〜〜
↑のノートはコクヨの「測量野帳」です。測量士さん向けに開発されたノートで「ポケットサイズで携帯しやすく、立ったままでも記入できる硬い表紙」が特徴。最近、文具業界で流行っていて、趣味やビジネスシーンでも使う人が増えています。可愛い表紙デザインのものが増えてきて思わずコレクションしたくなります。
〜〜〜終了〜〜〜
色々アップデートを重ねて、今はシステム手帳に切り替えました。
写真は初めてのB&Jに参加した時期の記録です。
この本に出会う前は、本を読んだ感想を書くことにかなり抵抗がありました。
でも、印象に残った一行を選ぶ、余裕があればなぜそれを選んだのかをメモしておく、と置き換えると書くことへのハードルが低くなりました。
また、「選ぶ」という行為を通じて自然と本の中身が頭に入りやすくなりました。
それは読書を受け身なものから主体的な行為に変えてくれるからかな?と思っています。
読書のハードルを下げてくれる本
読書ノートを見せたいがための投稿ではございましたが、本を読みたいけど積ん読になってしまう…と悩んでいる方にはこの本をお薦めしたいです!
もちろん、「数を読むこと」と「深く読むこと」は違うので、人によっては合わないかもしれません。
でも、読みたい本がたくさんあって露頭に迷ってる方にはぜひ試してみてほしいです。
やはり数が読めるということは気持ちがいいし、本を読んだという実績(読書記録)が溜まっていくと、大きな自信になるので。
そして、難解な本にも挑戦しようという勇気が持てるようになります。
書くこと以外にも、フロー・リーディングを実践するためのノウハウが紹介されています。
・本を読む習慣作り
・速く読む方法
・本の選び方 etc..
nuiさんもブログで本書を紹介されてますので、こちらもぜひ!
短い文章で、要点を的確にまとめられています↓
https://bc-liber.com/blogs/a77e7ad8e5d8
読んでいただきありがとうございました!