辻村深月 「この夏の星を見る」
今は皆我慢しているから仕方ない。
あの頃、あまりにも安易に私たちはそれまで、当たり前のにしていた行動を諦めていた。
あまりにも何も考えず自分の権利を手放していなかっただろうか…
手放すことに疑問を感じなかった。それはとても無防備だった。
さらに、当たり前の日常を手放すことに対して疑問に感じ、それを考えようとする人に、疑問を発信する人に白い目を向けていなかったか?
本書を読んでそう思った📕
コロナは、私にオンラインの世界に誘ってくれた🎵だが、諦めたこともあった。
東京、茨木、長崎五島列島のコロナ禍の中学生や高校生がオンラインによって天体観測を行うことから始まる物語📕
本書は国分功一郎先生の「目的への抵抗」の共通点が多く、そちらも読み直した📚