このブログは、@TAR さんによってサルベージされたプロジェクト船で行われる、【発足3周年公式イベント】に寄せたブログである。

https://bc-liber.com/events/e71b41d160e5

何となく、そのまま書くのは面白くないので、ちょっぴり冒険日誌風に書いてみようと思う☺️(無駄な脚色。笑)



🏝️⛵️………



私がここ、BOOK島のリベル村に居着いてから、はや4ヶ月が過ぎようとしている。
BOOK島はその名の通り、【本の木】が植る島だ。
哲学、芸術、文学、音楽、社会学、動物学…ジャンルも何もかも違う【本の木】の森が、地平彼方まで続いている。
そして、そんな島の玄関にあたる場所にあるのがリベル村。
ここには、村の管理をしている方はいるが、村長と言うものがいない。
「アバタローさん」というみなが尊敬し敬愛しているイケボの村長らしい方も居るが、決して偉ぶりもせず、みなと肩を並べて対等に、しかしキッチリと見守ってくれている方がいる。
村民みんなで、この村を良くしようと暮らしている。
村民はみな、それぞれ自主性とお互いへの尊敬や尊重をしっかりと持ち、“心理的安全性”が徹底的に浸透している、何とも心地よい距離感で穏やかに過ごせる村だ。
意見をぶつけ合う時もあるが、否定せず受け入れ合う。
そして1つの話題がどんどん枝分かれし、さらなる大樹に育つ様は、感心と感嘆の声が漏れ出るほど。
議題を立てて広場で話す人もいれば、こっそり様子を伺い楽しそうにしている人もいる。
それぞれの“在り方”を受け入れ合い、どんな“在り方”でも文句を言う人は1人もいない。
そんな“自分らしく”、“自分のペース”でいられる、それがリベル村だ。

私がここに流れ着いた経緯を少し話そう。
小さな頃から「人と違う」をずっと心に持ちながら、「良く出来るいい子」で頑張って来た。
人間関係や精神的な問題から、悲しい体験もたくさんして来たが、どんなに頑張っても、自分には「何か」が足りず、
例えるなら「楽しみや幸せに向けて出航する船に乗る身近な人や友人を、私は岸からいつも見送り、ずっとそこを掃除し続けている」感覚だった。
でも、そんな「人と違う」自分を心から愛して生きたいと、「自分だけの好きをぎゅーぎゅーに詰め込んだ、素晴らしい自分だけの船」で出航し、しばらく漂った後に、このリベル村を発見した。

📕🌸

私のリベル村での楽しみ方は、主に【本の木】からもいで来た本を読み、その感想文を村民の方に見ていただくこと。
結局は自分の好きなSFやダークファンタジー系に偏ってしまうのだが、それでも意見を下さる方もいて、“1人で読んでいるけれど、1人で読んでいるのではない”という、何とも不思議な楽しい感覚を味わっている。
たまには広場での議論にソワソワと参加をし、勇気を出して発言してみたり(受け入れてもらって顔を赤らめながらもニッコリ大満足をしている)、
他の村民の方の色々な文章をコッソリと見て、ふぉぉぉ!!と目をキラキラさせながら、新しい考え方や思考の道筋を広げて行っている。
何とも刺激的で、魅力的なのだ、この場所は。

あと、気づいた方からメッセージも貰ったりしているが、アバタローさんから絵の腕を生かした島での仕事も斡旋してもらったり(気づいてもそっと見守っていてくれる、村民の皆さんの空気感が大好きだ)、
1つの音楽を愛してやまないDKRという楽しい3人組の村民の似顔絵を描かせてもらったり、
私の一部である「絵を描く」を活かせている、さらに高められている、そんな出会いがあったことも、
ここ4ヶ月で私が得た、何にも変え難い、この島で獲得した大切な宝物だ。
ただ、出来上がった作品を見るのではなく、その向こう側にある「私自身」を、とても理解しようと、見つめようとしてくれる…
そのことが、私にはとても…とても嬉しいのだ。
“私らしく”いても、“私のペース”で“私の言葉”で発言しても、
嫌な顔も意味不明だという顔もせず、ただじっと見つめて話すのを待っていてくれる。聞いていてくれる。
…ずっと、そんな仲間が欲しかったのだと、
理解してもらえず、突き放され、孤独で悲しくて辛かったのだと、
この村に来てから、素直に認められた自分がいる。
大それた事をする必要も、される必要もない。
ただ、「ここに居てもいいんだ」と思える場所に出会えたこと。
それが、このリベル村を私が愛する理由。
出来れば、出来るだけ長くここに滞在したいと思う。
「自分を愛する旅」は始まったばかりだけれど、この村を起点に色々挑戦していくのも悪くない。
いや、むしろそうしたい。
何にでも、派手に感動したり、心を寄せ過ぎてしまうのが、私の悪い癖だと思うけど、
そんな悪癖も悪くはない。それが私だしね。
そんな風に、今はちょっぴりニヒルな余裕の笑みを浮かべられる。

それぞれが、それぞれの大切なものを自分のペースで磨き、見せ合い、
嫉妬も羨みも嫉みも相手に牙のように向けることがない、そんな村民が集う場所、リベル島。
まだ4ヶ月しかいないけど、私はこの島の明るい行く末を軽々と見据えることが出来る。
そして、そこに居場所がある私自身の楽しく穏やかな未来も。


2024.08.16
📓🌟





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こんな船で、旅に出ようか⛵️