こんばんは、マイキです。
今回は本屋さん(書店)の楽しみ方について書いていきたいと思います。
"楽しみ方"といっても人によって千差万別あると思うので、あくまで僕の楽しみ方にはなります。ご了承くださいませ。
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まず本屋さんに入ります、ふらっと。
本屋さんには無目的で行きましょう。笑
入る時「本を選ばなきゃ」と入れ込むと、確実に尿意を催します。笑
そして本屋さんにふらっと入ると、まずは入口付近に新刊・話題書コーナーがあります。
いわゆる「平積み」と言われる場所で、ここにその書店の特徴が最も色濃くでます。
渋谷の書店なら、若者向けにSNSで話題のポエム作家の本や20代向けの自己啓発書にアイドルの写真集。
赤坂や新橋の書店なら、テレビ局や広告代理店が近いため、デザイン関係や企画術の本といった具合。
近所の書店に試しにいってみると、平積みコーナーに意外な傾向が見えたりして面白いです。
平積みを見て、ピンとくる書店とは相性がいい可能性大なので、今後お得意さんにしてもいいかもしれません。
さて、新刊や話題書をレジに持っていき、
ロッベンばりの切り返しで出口に行くのもアリですが、それじゃあまりにも味気ない戯れです。なので、今回はいったん新刊・話題書コーナーを通過するとしましょう。
次に視線をやるのは、雑誌コーナー。
サムネを見るみたいにズラリと並ぶ雑誌を見れば、世間の欲求という欲求が丸裸です。
「女優Xのポロリ画像流出」
「信じてはいけない薬と医者」
「○日間で痩せる△△ダイエット!」.......
う~ん、俗っぽくてたまらん。
雑誌、特に週刊誌とラノベほど、
人の欲求を隠すことなくさらけ出しているものってないと思うんです。
コンプラの波なんて露知らず。
新潮45はお亡くなりになられましたが。笑
世間体を気にして、"芯"を隠してばかりの僕にとって、週刊誌を見ると一種の爽快感と安堵さえ感じます。
雑誌コーナーでホッとしたあとは、光の届かない深部へ。
もちろん、書店にもよりますが、ここには岩波文庫などのいわゆる教養本がズラリ。
ここもまた、堪らんです。
僕らを賢く見せてくれる仮面がよりどりみどり。
古典は、内容が面白いことはさることながら、読んでいるだけで自分のレベルを高めてくれるような気になります。
コンテンツが多様化するなかで、こういう本はずっと生き残っていくんだろうな。
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雑誌コーナーから古典コーナーの高低差に、耳がキーンとしつつ、ようやく自分の好きなジャンルのコーナーに向かうとします。
僕は門田隆将氏や山際淳司氏のノンフィクションが好きなので、ノンフィクションコーナーに足を運びます。
自分の好きなコーナーに行くのを耐えて耐えて、最後に好きな場所にいく快感。笑
ハンバーグ定食が来ても、あえてサラダから片付けてハンバーグに挑むあの感覚です。笑
好きなコーナーでピンときた本があったら即、手に取ります。
編集者の嫌な性で、その本がどれだけ売れているかを見るために、まず奥付という最後のページを開き「何刷」かを確認します。
そこから「目次」と「はじめに」をざっと目を通します。
目次は本の案内地図ですから、本の内容が目次を見るだけでだいたい把握ができます。
「はじめに」は、著者が一番気合を入れて書くところなので、そこが面白くなかったらその本が自分にとって、それ以降面白くなることはまずないです。
そんな作業を繰り返し、物色した後「君に決めた!」と言いながら、やっとレジへ行きます。
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買う本があらかじめ決まっている場合、Amazonを活用するのはコストの観点からも正しいと思います。
ですが、たまには本屋に行ってみるのもいとおかし。
リベルのメンバーにこんなことを言うのは、釈迦に説法かもしれませんが。笑
本屋によっては、文喫などに代表される
「本が売ってあること」以外を武器としている書店もあります。
自己流の本屋の楽しみ方があると、さらに書店がより身近に、そして好きになります。
オススメの楽しみ方などがあれば、コメント欄などでぜひご教示いただければと思います。皆さんの本屋ライフをぜひお聞かせください!
最後に、寺山大先生の「書を捨てよ、町へ出よう」展開催を祝して。
2021/11/04 23:05